「パラーシャラの光」(Parashara’s Light)が自動アップデートできない!
インド占星術のソフトではデフォルトスタンダードと言われる「パラーシャラの光」(Parashara’s Light)。バグが多いことでも有名なのですが、困ったことにバグを解決するための自動アップデートの機能にすらバグがあります。サポートに連絡してなんとか解決したので、備忘録を置いておきます。
アストロナインから買っていないので日本語のサポートが受けられない
私は海外通販に抵抗がないタイプなので、パラーシャラの光の日本正規代理店であるアストロナインさんではなく、メーカー(GeoVision)の直販サイトから買いました。そのため日本語マニュアルがもらえず、使い方の指導やトラブルの際のサポートが受けられません。正直「そんなんいらんやろ~」と思っていたのですが、ソフト自体が複雑な上にバグが多く、1万円くらいの差だったら正規代理店で買うんだったなあと後悔していました。
とはいえ何とかなだめすかして使っていたのですが、インド占星術の講義を受けている際に、同じバージョン9でも術友が持っているものと、自分のものとは細部が違うことに気が付きました。なんとバージョン番号が同じなのに、けっこう大きくアップデートされていたのです。なんじゃこりゃあ。
とはいえパラーシャラの光には自動アップデート機能がついています。これで問題ないだろうと思ったら、自動アップデート機能が動きません。20回に1回くらいしか差分のダウンロードがうまくいかず、ダウンロードできて差分を適用しても、バージョンが新しくならないのです。そこで行き詰まり、GeoVisionのサポートにメールを出すことになりました。
サポートからの答えは「自動アップデートは機能していません」
GeoVisionのサポートにひいこら言いながら英文で事情を説明したところ、なんと「いま自動アップデートが機能していない。アップデーターのファイルを送るからインストールしてくれ」という返事が帰ってきました。ソフトのバグだけでなく、自動アップデートのサーバーにも問題があったようです。とほほほほほ、そんなんわからんですわ。
サポートさんから送られてきたファイルをインストールすると、あっさりと最新版へとアップデートされました。やはり案ずるよりもサポートにメールするが易しですね。パラーシャラの光のアップデートで悩んでいる人は簡単な英文でよいので、最新版のアップデーターがほしい旨をメアドと名前(これはライセンスを確認するため)を添えて、サポート送れは解決すると思います。
パダの計算でラオさん方式が使える
今回、パラーシャラの光を最新版にアップデートしたかった理由がこれで、パダの計算をパラーシャラ方式からラオさん方式に切り替えたかったのです。私が教わっている勉強会では両方を比べて見ているのですが、デフォルト(より多数の人にあてはまる)はラオさん方式のほうではないか、ということになっているので。
計算の違いでパダが入れ替わる例として、ビル・ゲイツのチャートを使います。オプションからシステムオプションズを選択肢、そこからカリキュレーションを選ぶと各種の計算法を選ぶ欄が出てきます。右側のブロックからBhavapada calculationを選ぶと、画面の隅にパラーシャラ方式とラオさん方式を選ぶラジオボタンが出てきます。そこでラオさん方式を選ぶと、
と、このようにパダの計算が変わります。まだまだパダもジャイミニのカラカもよくわかっていないのですが、切り替え切り替えしながら経験を積んで、勉強していきたいと思います。
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