天空星はふたつあった!?
CHAZZ先生が「紫微斗数古訣神探」で書いておられますが、日本ではなぜか「天空星」がほとんど紹介されていませんでした。香港や台湾の本には出てきます。
いやいやそんなことないよ、と言われそうですが、ここでいう天空星は天空・地劫とセットになっているお馴染みの天空星ではなく、まったく別の星になります。
この天空は年支を使って配当し、年支が子のときには丑に入ります。そのほかは順行します。要するに、年支の次の支の宮に入る、かなり簡単な作盤の星になります。
この天空、王亭之先生(中州派)の名著「王亭之談星」では「地空・地劫」「天空」と分けて、まったく別の星として説明されています。
日本では三合派よりも飛星派のほうが勢力が強いので、同じ名前を持つ細かい雑星ということで、天空星が省略された状態で紫微斗数が広がった…という流れではないでしょうか(想像です)。
天空星の意味と作用
「王亭之談星」と「紫微斗数古訣神探」の記述をざっくりとまとめると、地空とは同じ空であるが性質がやや異なる、他の星の力量に影響を及ぼす、幻想や幻覚を抱いたり神示のようなものを受けやすくなる、といったところでしょうか。
星と星との関係なども含め、私のつたない知識では伝え切れませんので、前掲二書をご参考いただければと思います。
簡単なところから紫微斗数を学ぼう!
紫微斗数《超》入門と題して、紫微斗数の主要な構成要素を紹介しています。紫微斗数の楽しさの一端に触れていただければ幸甚です。
【無料講座】紫微斗数入門・十四主星と十二宮の意味
紫微斗数の無料講座です。十四主星と十二宮の象意を中心に、紫微斗数の主要な構成要素を紹介します。命盤を自動作成し、どの宮にどの星が入っているかを調べ、このページの内容と突き合わせれば、初歩の紫微斗数鑑定はできるようになります。
また、紫微斗数の命盤を無料の自動計算で作成したいという方は、こちらからどうぞ。自動計算の設定の仕方にも、実はコツがあるのです。
紫微斗数命盤を無料で自動計算するおすすめのサイト&正しい設定法
このページでは、紫微斗数の命盤を自動計算できるサイトのご紹介、そして自動計算する際の正しい設定法について解説します。また上級編として、サイトや流派ごとに表示される命盤が違っている理由についても軽くご説明します。
そして、紫微斗数での婚期や出会いの時期ですが、オーソドックスな方法をご紹介します。
紫微斗数で婚期や出会いの時期を無料で鑑定する方法
紫微斗数で婚期や出会いの時期を出す方法紫微斗数で婚期(結婚の時期)を出す方法はいくつかありますが、その中でもオーソドックスなものをご紹介します。結婚だけでなく、出会いの時期を見るのにも応用できると思います。なお、紫微斗数をご存知ない方や、ご...
コメント