占いの本がそれほど売れてないという話
昨年~今年にかけて、東洋占術業界は「当たり本」の発売ラッシュに沸いているのですが、初刷の部数を聞くと「えっ」という数字なんですね。
いかに出版不況とはいえ、さすがにこの本、これだけいい内容なんだから、もっと売っていいんじゃないか…という気がするのですが、占い師人口というか、占いを勉強する人口が減ってるんじゃないかという気もします。
占いの専門書が売れないそのほかの要因も考えてみる
もしくは、本の内容が高度化しすぎている・占い自体が細分化しすぎて1ジャンルあたりの占いが減っている・オンライン教材などに押されている、といった原因があるのかもしれませんね。
とはいえ一昔前は、○○社の殆ど文字数がない秘伝書みたいなものが一冊数万円で原書房に並んでいたりしたわけです。どうにもこうにも、勢いがなくなっている気がします。
今となっては笑い話ですが、四柱推命の日干の力量を計算する計算式を5万円で売って貰ったなんて話も普通にありました。
学術としてのレベルは、昔と比べものにならないくらい上がっているのですが、香港にデキる若手の占い師たちがひしめいている現状と比べると、日本はなあと思ってしまうのでありました。
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