聖圓寺(天下茶屋聖天)のおばあちゃんが…。
この土日、法事で大阪に里帰りしておりました。
関空からラピートに乗って、実家近くの天下茶屋で降りて、例の「元三大師くじ」が引ける聖圓寺(天下茶屋聖天)へ。ここは不思議な御利益があるということで、帰阪するたびに、いつもお参りするのです。
さっそく、蝋燭と線香を買うため寺務所へ赴いたのですが、いつも座っているおばぁちゃんがおらず、50代とおぼしきお姉さんが座っていました。
「いつものおばぁちゃんはどうしたのですか」
と聞いたところ、
「昨年末に亡くなりました」
とのこと。朝、起こしに行ったらもう事切れていたそうで、眠ったままポックリと逝ったのだとか。
「年を取ったらポックリ逝けるかどうかが一番の気がかり。幸せな逝き方やと思います」
よく見ると、寺務所の奥におばぁちゃんの写真と、一輪の花が飾ってありました。ご住職が飾られたものだそうです。本当に長いこと、お疲れ様でした。
その後、蝋燭と線香を買い、5000円ほどですがご寄進をして、本堂で軽くお勤めをします。お堂で読経すると、頭がスキッとして、いいですね。
聖圓寺はローカルな桜の名所
聖圓寺は知る人ぞ知る桜の名所。小さなお寺なので観光客は全然来ないのですが、地元の人が引っ切りなしに訪れて、のんびり桜見物をしています。
桜の時期に帰阪することはあまりないので、次に見られるのがいつなのかはわかりません。のんびり、写真を撮らせていただきました。
コメント