戦前の占い雑誌に2大巨頭が並んで登場
ひょんなことから玄学舎の大石眞行先生に、戦前の占い雑誌「運命学」を見せていただきました。
面白いことに、阿部泰山と加藤大岳のツーショット…というわけではないのですが、目次に二人仲良く並んでいるところを発見!
阿部泰山は古い「喜作」(喜の字は厳密には違います)名義で執筆しています。
ちなみに、この雑誌の中では四柱推命に関して連載を持っていたのですが、滴天髄を「法天髄」と誤写したまま何回も記事を載せています。
これはおそらく刊行物ではなく、手書きのテキストを底本にしていたからでしょう。
戦前の占い師のほうが勉強熱心だった!?
しかし戦前の占い雑誌、レベル高いですね。みなさん手探りの研究で、易以外は同学者のネットワークがあまりなかった時代だと思うのですが、勉強の量と厚みがすごいです。
阿部泰山は台湾にまで行って紫微斗数のテキストを取ってきたりもしているわけで、今の時代の我々は情報は多いもののラクをしてるなあ、と思わずにはいられません。
四柱推命の関連記事
四柱推命とは、干支暦と呼ばれる中国の暦を用いた占いです。生日を中国の暦に変換し、そこから陰陽五行のエネルギーバランスを推し量って鑑定していきます。毎年の運勢の良し悪しを的確に判断出来るのが特徴です。
四柱推命の「正しい」自動計算方法について。一部のサイトは適当に自動計算をすると、命式が違っていたりします。
四柱推命における干合・支合支冲・会局方局・半会半方といった力量変化のルールをまとめたものです。
四柱推命やその他の占いで多用される「十二運」についてまとめました。
中国式四柱推命と日本式四柱推命の違いについて解説しています。
四柱推命初心者が頭を抱えるのが、地方時差・均時差・真太陽時という時差の問題です。こちらを簡単に、実用的にまとめておきました。
時差の問題や占い師の力量の問題から、四柱推命が当たる・当たらないという議論になりがちです。
四柱推命の(自分が書いた)古い鑑定例です。
四柱推命は統計学だと言う無知な占い師がいますが、決してそうではありません。
コメント