今年最大の大事件、椎羅先生の紫微斗数本が出た!
というわけで椎羅先生から「紫微斗数実占ハンドブック」の贈呈本をいただきました!
内容については前回の記事で軽くご紹介していますが、献本を読んでみて、メチャクチャ良く出来ている本だと改めて感じました。
作盤の表から、基本命盤全パターンの詳細な解説(なんと十二宮すべて)、そして格局の解説と進む流れはとてもスマート。
これ一冊でかなりレベルの高い鑑定ができますし、椎羅先生の言うように、紫微斗数の初心者には「どこから見始めればいいのか」「星が色々と入りくんでいるけど勘所や要点、重要なポイントはどこなのか」ということが一発で解る作りになっています。また、各基本命盤につき、四化の配置ごと(生年干ごと)の解釈も書いてあり、大変便利です。
この格局一覧も、本当に貴重な資料です。
鮑黎明先生の本でも紫微斗数の格局がまとめられていましたが、あれから30年近くたって、やっとそれを上回る日本語の解説書が出たなあ、という感じです。
小生は今、身の回りの人たちや、自分、そして今まで見てきた人の命盤をこの本で鑑定し直して、気がつかなかったポイントがあるか、おかしなところに重点をおいていなかったかを調べているところです。
「紫微斗数実占ハンドブック」は完全にバーゲンプライス
今回は理論書ではなく実践のための本ですが、中級以上の方にも大いに推薦できる内容となっています。
額面だけ聞けば8000円は高いように思いますが、内容からするとバーゲンプライスです。
印刷費や労力を考えると、どう考えても儲けが出る仕事ではありませんし、椎羅先生が純粋に研究結果を業界に還元しようとした、採算度外視の本だと思います。
そうそう再販できる価格でもありませんので、品切れにならないうちに購入されることをお勧めします。
もっとも、こんな本が出回ってしまっては、そのへんの占い師は食い詰めてしまうのですが…!
※購入は鴨書店の通販が便利かと思います。
ここからセンスよく、どう自分自身の鑑定を組み立てて行けるのか。
そんなことを問われている気もしますね。
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