台湾・台北で占い三昧!(1)~台湾の占い師とアポイントを取る方法

著者・田中(あらいちゅー)の自画像田中(あらいちゅー), 馬主で大家で占い師田中(あらいちゅー) @araichuu Twitter

台湾の占い師に鑑定してほしい!から全てははじまった…?

台湾で本場の占いを体験してみたい、というあなたへ。
このコーナーは、室長・田中が台湾で占い三昧してきた「占いツアー」の詳細な記録です。

占いの本場・台湾で、日本とはひと味違ったハイレベルな鑑定を受けたいという方や、台湾の占いグッズや台湾の占いの本が欲しいという方は、ぜひ参考にしてみてください。



台湾へ出発する前に占い師さんを選ぶ

そもそもは野暮用で台湾を訪問することになったのですが、メインイベントは昼~夕方なので、朝と夜は空いています。

だったら台湾の占い師さん(以降、老師)に鑑定してもらいたい!!!
というわけで、朝と夜に鑑定していただける占い師さんを探すことにした、という次第です。

行天宮などの占い街ならアポイント不要なのですが、ネットを見てみると、あまり腕前の方の評判がよろしくないご様子。

ガチで鑑定してほしいなら、日本でしっかりした占い師さんに見てもらった方が良い…ような気がしたため、がんばって腕前の良さそうな老師を探します。

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しかし「台湾現地でしっかりした腕前の占い師さんを探そう!」と思っても、日本からでは情報が少なく手も足も出ませんので、やはりネットや口コミと現地の本・雑誌が頼りです。

そこで日本の先生方にオススメしてもらった老師や、現地の雑誌などで面白い記事を書いていらっしゃる老師のなかで、連絡先のわかる老師数人に「日曜に台北に行くのですが、ご都合はいかがですか」とメールをすることにしました。

中国語のメールで占いのアポイントを取る

ここで要注意なのは、英語でメールしても全く駄目、ということです。台湾で通じやすいのは、中国語>日本語>英語という感じでした。

日本語を使えるのも若いオタク(日本好き)の方と、日本語教育を受けたおじいちゃん・おばあちゃんが主で、やはり中国語でメールを書かなければなりません。
英語では基本的に返事をくれないと思います。私も場合もそうでした(笑)
結果、中国語と英語併記でメールを書くとうまくいきました。

また「予約は電話で」と書いている老師にメールを出してもこれまたダメ。やはりきちんと手順を踏まなければいけないようです。ご注意を。

ちなみに、参考までに某老師にお送りしたメールの内容を掲載しますが、中国語のメールといっても特段ややこしいものではなく、以下のような感じのものです。

(まずニーハオ!等のご挨拶)
我是住在東京的日本人○○(名前)。
老師的名字○○○○(老師のお名前を見た媒体)拜讀了.
我2009年○月○日訪問台北.
如果能就請求,想預約紫微斗数鑑定.
我出生年月日是○○○(生年月日)。○○○(誕生地)日本.
我的出生年月日是西元.
希望回信.謝謝.
※実際に送信する際は、文字コードを繁体字中国語に。「斗数」の「数」の字など、日本字と繁体字で字体の違う物は、全て繁体字にしてください。




3人の老師に占いのアポイントを取った

数度のメールのやりとりの結果、日本のネットで名前が出ていた王老師という方と、台湾現地の占い専門雑誌で記事を書かれている楊老師という方のアポイントを取りました。

王老師は斗数と遁甲が売りという珍しい方で(台湾現地では遁甲や太乙、六壬などはマニアックな部類に入るようで、町中でよく見るのは斗数、四柱推命つまり八字、陽宅風水、米卦、五行易です。周易も殆どみかけませんでした)、鑑定内容に興味があります。

楊老師は雑誌で斗数の助星の使い方や、生時補正について触れた命盤解析の記事を書いておられ、今の自分の興味ある分野なので、ぜひぜひとお願いすることにしました。

鑑定の料金ですが、王老師はNT$3000(通訳をつけるなら+600)と、ベーシックなお値段です。1NT$は2.8円くらいなので、約1万円ですね。

楊老師からはNT$6000という、相場の倍!というビックリのお値段を提示されたのですが、よくよくをメール読むと「せっかく日本から来るんだから、命書(占いの内容をまとめた、個人専用の人生のガイドブック)を書いてあげるよ。あと友達の八字の老師も呼んでくるんで、徹底的に斗数と八字で見てみよう。鑑定時間は無制限で質問も自由、ゆっくりしていってくれ。合計でNT$6000でどうだろうか」とのこと。

老師2人を一日好きに拘束して、あまつさえ命書までつけてもらってNT$6000ですから、これは逆にお安い。もちろんOKしました。

というわけで、アポイントは全て完成。いざ、台北へ!

台湾編

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