ワンオラクル・タロット占いのやり方

2022.08.11

二者択一スプレッドとは

ワンオラクルとは「一枚引き」です。その日の運勢など練習として気軽に実占できるのが魅力です。SNSに引いたタロットの写真と一緒に「今日はこんな日になりそう」と一言解説を掲載したり、ちょっと気になる（あまり深刻ではない）内容の自分占いとして有用でしょう。

ただし名前の通り一枚しかタロットを引かないので複雑な問題解決のための手段としては不向きです。結果そのものに重きを置くよりも、タロットに慣れ親しむためのスプレッドと言えます。

二者択一スプレッドとは
ワンオラクルの使い方
タロット占いの代表的なスプレッド5選
タロット占い入門
無料・自動タロット占い（ギリシャ十字スプレッド）

ワンオラクルの使い方

複雑・深刻な内容には適していませんが、だからと言ってぼんやりとした質問だと結果もぼやけて結局よくわからない事態になります。「今日はどんな日？」「この仕事の成果は？」のようにズバリ結論をわかりやすく示すような問いかけをしてタロットを引きましょう。

リーディングに関しては意味そのものよりも引いた瞬間のインスピレーションを重視します。その印象を出てきたアルカナに沿ってうまく表現してみましょう。

仕事を鑑定する際のポイント

仕事の何を知りたいのかを明確にしましょう。結果でしょうか？障害ならばそれは人なのか金銭なのか？引くタロットはたった一枚です。最も心に引っかかる部分や問題の本質をあぶりだし、それに一番適した答えを出す。これがワンオラクル最大の強みです。これを活かすために占う側が質問をできるだけ絞るのがポイントです。

また、この一枚はアドバイスカードとして求めてリーディングしてもいいでしょう。

恋愛を鑑定する際のポイント

恋愛問題の何を知りたいのかを明確に絞りましょう。出会いなのか今後の関係なのか今日のデートなのか。気になる事が複数あるならひとまとめにせず、項目ごとにそれぞれ引いた方が結果がわかりやすいです。自分で設定した問題ごとに解釈していきましょう。

相手がいない場合の「出会い」や「恋愛運」というテーマはおみくじ感覚でリーディングするのがポイント！難しく考えてしまう内容はそもそもこのスプレッド向きではありません。

相手の気持ちを見る際のポイント

タロットが導き出した相手の気持ちの多くは「深層心理」です。そのため表向きの態度とは異なるものが出る可能性もあります。普段の印象とは切り離してリーディングしていきましょう。

正逆、色調の明暗、アルカナの大小、これらによる第一印象が重要です。パッと見て感じた快・不快の感覚はそのまま相手の心を表していることが多く、距離感や接し方の参考になるでしょう。ポイントは特に自分占いの場合は感情移入せずに客観性を保つことです。

タロット占いの代表的なスプレッド5選

タロット占いでよく使われる、代表的なスプレッドを5種類紹介します。二つの選択肢を比較する「二者択一」、汎用性の高い万能型「ヘキサグラム」、おみくじ感覚で親しみやすい「ワンオラクル」、複雑な問題に強い「ケルト十字」、簡素ながら情報量の多い「ギリシャ十字」。それぞれのスプレッドには特徴があり、どのような内容を占うのに適しているかが異なります。