田中(あらいちゅー), 馬主で大家で占い師
ツインレイとソウルメイトの違い
ツインレイってそもそも何?
ツインレイという言葉が占い業界やスピリチュアル業界で広がっています。ツインレイはもともと「twin-ray」と書き、ふたつの光という意味です。ふたつの光が収束してひとつになる、「出会うべき唯一無二のパートナー」という意味があるようです。
ツインレイとソウルメイトはなにが違う?
魂のバートナーと言うと、30代以上の私達は「ソウルメイト」という言葉を思い出すのですが、「soul-mate」ですから、言葉の定義としては「世界にいっぱいいる、魂でつながっているお友達で」ですね。
サイトによっては「ツインレイが魂の片割れで、ソウルメイトは縁のあるお友達」という説明をしているのですが、「twin-ray」(二本の光条)と「soul-mate」(魂の仲間)という語源を考えると、説明が逆ではないかと思います。
ツインレイとソウルメイトの意味
- ツインレイは唯一無二のパートナー
- ソウルメイトは他人とは思えないお友達
ツインレイとソウルメイトの意味については、これくらいの理解で良いと思います。そしてここから、ツインレイとソウルメイトは、
ツインレイとソウルメイトの違い
- ツインレイは唯一無二で人生に一人しかいない相手
- ソウルメイトは世界中にたくさんいる魂の片割れみたいな相手
という違いになるようです。ツインレイが不倫も含めた恋愛、ソウルメイトが友情、という意味で抑えておけば、大外れはしないと思います。
ツインレイとソウルメイトの特徴
ここからはツインレイとソウルメイトの特徴と言われているものを挙げていきたいと思います。これ自体を判断する占いはないと思うのですが、鑑定のトークで用いたり、鑑定依頼者から「彼はツインレイなんです」と説明されたりすることもあるでしょう。
ツインレイの特徴
- 出会った瞬間に熱くなれる
- 直感的に交流が始まる
- 相手のパートナーに嫉妬する
- 一時も離れたくない
- 他人なのに身体的に似ているパーツがある(目や鼻など)
ソウルメイトの特徴
- 出会った瞬間に仲良く慣れる
- じわじわと相手のことがわかってくる
- 他人とは思えないように奇縁がある
- 離れがたいがまた明日会えるなら我慢できる
ツインレイとソウルメイトを判断する占いはない、と書きましたが、特徴を人相やタロットで追いかけていけば、「彼はツインレイかも…」と説明することできるかもしれませんね。さらに細かいディティールは、依頼者の話すツインレイ/ソウルメイトの様子と、この特徴一覧を援用して埋めていってください。
ツインレイやソウルメイトと出会うためにするべきこと
ツインレイはもともと「twin-ray」と書き、ふたつの光という意味ですから、神の導きといった要素が必要なように思います。したがって交友を広げて、善行を積むという以外に正攻法はないでしょう。これは恋愛や出会いに限ったことではなく、神様にご縁を求めるのであれば、神様が喜ぶようなことをしたいものですよね。
「和語陰隲録」で善行を積む
神様が喜ぶような善行を積むといえば「和語陰隲録」という本が有名です。いきなり漢字が出てきて申し訳ないのですが、これは袁了凡という中国の政治家が、子供たちを徳を積ませようとして、自身の半世紀をまとめた本です。
面白いことに「妊婦を助けたら○点」「盗みを働いたらマイナス▲点」のように、行為で善悪を明確に区別した、善悪の採点表がついているのです。
本自体が三部構成で、積善の効果を説くおとぎ話のようなパート、仏教的な背景の解説、採点表という作りになっているので、大変読みやすいのも良いところです。ツインレイやソウルメイトに出会うためには、一度目を通しておいて、これがプラスでこれがマイナスなのかと頭の片隅に入れておくのが良いのではないでしょうか。
准胝観音の神呪を唱える
「和語陰隲録」には、どんな人でもこの呪文を唱えて唱えて唱えまくると良い、積善の効果がどんどん増してく、として、准胝観音さまの陀羅尼(神様の呪文)が紹介されています。
※准胝観音さまの画像はwikipedia「准胝観音」から引用しています。
その呪文はシンプルで短く「オン・ジャレイ・ズゥレイ・ジュンテイ ・ソワカ」だけです。文字を読みながら百回も唱えると、すぐ覚えられるのではと思います。ツインレイやソウルメイトに出会えると、人生が豊かなものになると思います。恋の場合は悲恋に終わるかもしれませんが、自分の片割れがこの世にいると思うと不思議と心が落ち着くものです。色々と、お試しになってください。