田中(あらいちゅー), 馬主で大家で占い師
占い師になるための費用はどれくらい?
占い師になるための費用の目安
占い師もスキルが必要な仕事ですから、学習のためめに費用がかかります。学校に通うのか、独学するのかで、費用は大きく変わります。安くて数万円、高くて数十万円です。
まったくの素人からプロデビューまでどれくらいの費用が必要なのか、勉強の方法別におおまかに費用を試算します。
大前提として2つの占いをマスターしたい
占いを学ぶ費用はおおむね「一種類いくら」という計算になります。
そして占い師としてデビューするためには、2種類の占いを身につける必要があると言われています。主に命術(西洋占星術や四柱推命など)と卜術(タロットや易占い)と言われるものです。
そのため、このコーナーでは2種類の占いをマスターするための費用をお伝えします。
占いを独学する費用
まずは独学する場合の費用です。この場合は自分の時間と書籍代程度しかかかりません。
タロット占いや占星術などのポピュラーな占いであれば、数千円から一万円くらいで良質な専門書が手に入るようになってきましたから、それが1科目あたり3冊必要だとしても、1科目数万円で事足りるでしょう。
それが2科目ですから、3万円から6万円ほど見ていれば中級レベルにまでは到達できるのではないでしょうか。
占い学校に通う費用
占い師デビューを目指して占い学校に通う場合、おおむね初級から中級の完了程度までがカリキュラムになっていることが多いです。
初級コースは5万円、中級コースは10万円という価格設定が一般的かと思いますので、1科目をマスターするのに15万円かかります。
それが2科目ですから、30万円程度は費用として見ておきたいところです。
実際に占い学校の費用はどれくらい?
恵比寿にある有名な占いスクールでは、実際に基礎・中級・マスター講座と三段階に分かれており、それぞれ4万円程度の価格設定になっています。
したがってやはり2つの占いをマスターするのに、25万円ほどは費用を用意したいところです。
また渋谷にある有名な占いスクールでは、初めからマスタークラスとしてプロデビューを見据えた講座を設置しており、価格は18万円ほどとなっています。
したがって、こちらでは36万円ほどの費用が必要ということになります。
占い教室に通ったりや弟子入りする費用
最後に、占い教室に通ったり弟子入りをしたりするケースです。
これが一番実力が付きますし、プロデビューに向けて色々なサポートを先生から受けられるのですが、残念ながらコストも一番かかります。
有名な占い師の先生が主催する占い教室で勉強する場合、卒業まで1科目あたり20万円ほどの費用がかかることも珍しくありません。
弟子入り(マンツーマン)で講義を受ける場合は1コマ3万円、それが20コマで60万円、くらいの費用がかっても不思議ではありません。
それが2科目になるわけですから、おおむね40万円から100万円ほどの費用を見ておきたいところです。
実際に有名な占い師の教室に通う費用はどれくらい?
私も通っていた陳俊龍先生の風水講座では、基礎からプロデビューを見据えた講座が42万円となっていました。
実績のある陳先生の全20回にわたる講座ですから、決して高いというわけではありません。2つの占いをマスターするのであれば、費用としては40万円から80万円が妥当なところでしょう。
占い師には安くなれるが通用するとは限らない
このように、独学を活用すれば費用を抑えて占い師になることはできます。しかし独学の人間がある程度占いを身に着けたからといって、いきなり他人を鑑定できるかというと難しい部分があります。
独学で費用を抑えたい場合はSNSで無料鑑定をしたり、友達を鑑定しまくるなどして、場数を積むようにしましょう。
占い学校や弟子入りであれば、生徒同士で鑑定をし合ったりで実戦経験を積む機会が多いと思いますし、先生が指導もしてくれるでしょう。そういった点も費用に織り込まれていると考えてください。
占い師になるには?
占い師になるにはどうすればよいか、占い師というのはどういう仕事か、現役占い師の立場から解説するページ「占い師になるには」を作りました。こちらもご覧ください。