田中(あらいちゅー), 馬主で大家で占い師
「占い師には霊感が必要」は本当か? 占い学校の元スタッフに直撃!
占い師には霊感が必要というのは本当か?
「占い師には霊感が必要」というのは本当なのか、占い学校の元スタッフで、在籍中にプロ占い師としてデビューした高遠明日香先生に、占い学校と鑑定現場のリアルなところをお伺いしました。
占い師に霊感が必要というのは単なるイメージ
―そもそも占い師って霊感がないとなれないのかな?というイメージがあります。実際どうなんでしょうか?
高遠先生「霊感がなくても占いはできますよ。大丈夫です! たしかに占い館や電話鑑定では“霊感・霊視”といった宣伝はたくさんありますし、そういった能力をお持ちの占い師さんもおいででしょう。けれど実際は霊感があってもなくても占いをする手順は同じです。つまり勉強と練習をしっかり積めば、占いは誰でもできます」
占い師に必要なのは霊感ではなく直感
―そうなんですね!特殊な能力がないと無理なのかと思ってましたが、それよりもきちんと勉強することが重要なんですね。
高遠先生「その通りです。先天的な第六感よりもコツコツ勉強していく姿勢が大事です。ただ霊感というよりは“直感”が優れている人のほうがより占い師には向いているような気はします。例えばタロットや筮竹はそれそのものがマジックアイテムですから、それらが何を表現しているのかを“ピンときた”直感で読み取ったものが“当たっている”ということがあります」
―なるほど、理屈ではない部分を感じ取る、ということでしょうか?
高遠先生「そうですね。もっともこれは必須ではなく、勉強して占いに触れているうちに自然と身についてくると思いますよ。一番大切なことは霊感というものを特別視せずに、勉強したことを自分なりに解釈して自分のスタンスを持つこと、占いをリスペクトして自分の占いを信じることです。自分で“占い師としての自分”をまず信じること、それができない人がお客様に信じてもらえるわけがないですよね。“占い師としての自分”を信じる根拠は霊感などではなく、積み重ねてきた勉強や練習、それだけです」
占い学校の元スタッフが答える「占い師になれる人・なれない人」
占い師に向いている人、占い師になるのに必要な素質についてまとめてみました。
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なかなか今期の続かない占いの勉強。どういった勉強法なら続くのか、実践鑑定はどこで練習すればよいのか、目からウロコのアイデアです。
高遠明日香先生のプロフィール
来校スタイルの占い学校にて受付スタッフとして約6年間勤務。スタッフブログの更新を通じ、日常の中に占いの感覚を取り入れる話題や考察など数多く発信し好評を博す。学内の事務業務のほか、入学希望者や受講生の相談に随時対応し、その際の体験が今回の記事の元になっている。在職中に占い師としてプロデビューを果たし、現在は鑑定や原稿などで細くゆるく活動中。
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