雑談・自己紹介

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  • #1836 返信
    術数学研究
    ゲスト

    大学の先生という職業は、一般人が見られない
    資料を、優先して見る特権があるように見える。

    京都大学の術数研究会のフォーラムが、先月あ
    って末席で聞いた。
    以前に鴨書店さんの新刊案内にあった、北海道
    大学で出された「戦国秦漢出土術数文献の基礎
    的研究」の著者、大野裕司先生のお話もあり聞
    き入ってしまった。

    古くは明治期に、井上円了が迷信打破としては
    じめたものが、「民俗学」や「風俗学」などを
    生み出すことにつながった。

    昭和期に入って、風水を「社会人類学」として
    研究することに驚いたが、それもつかの間、東
    北大学の「民俗学研究」、九州大学の「中国民
    間信仰研究」、京都大学の「術数学研究」と、
    研究の切り口が増えていく。

    先に書いた大野先生も参加しているようだが、
    様ざまな研究の切り口を横断する「怪異学」と
    いうものもあるという。
    市井の者では見ることも出来ない資料が、あふ
    れかえっているようだ。

    #1838 返信
    新刊案内にありました
    ゲスト

    新装版 完全定本 易占大全
     
    レイモンド・ロー

    (暦などが追加されたらしい)

    #1839 返信
    新刊案内にありました
    ゲスト

    「周易学占」

    老園卓昌 著

    鴨書店さん

    #1841 返信
    占いの本
    ゲスト

    地方都市を転勤していた頃、地方の図書館の占い書籍
    には、暦を発行している○○館の本が、必ずといえる
    くらい所蔵されていた。

    カバーも黄色一色のシンプルなものだが、カバーを外
    すと濃紺の表紙に金文字で書籍名が書かれ、開架式の
    図書館で並んで配架されると、やけに目立って見えた。

    著者が先代の観象学人さん、鹿島秀峰さん、平木場泰
    義さんと、少しずつ変わっていったようだが、平木場
    さんの本は現在でも着実に「○刷」の表示が更新され、
    増刷が続いているようだ。

    今の開架式図書館で、書架に並んでいるは平木場さん
    の本が多いが、平明な文体で書かれ、それでいて本格
    的と思わせる文章で、易者さんとしての豊富なキャリ
    アを感じさせる。
    「易」「手相」「人相」「家相」「姓名判断」「気学」
    「四柱推命」と種類も多く、日本の伝統的な占いの印
    象も与える。

    これに「星占い」「タロツト」「風水」などを加える
    と、ほとんどの占いをカバーできる。図書館が本をそ
    ろえるには、重宝なものなのだろう。
    「紫微斗数」の本がある図書館が、ほとんど無いのが
    残念である。

    #1845 返信
    お年寄り向き
    ゲスト

    平木場さんの本、コミセンで見たことがある。
    お年寄り向きの本か?
    暦の巻末に、毎年のように広告が掲載されて
    いる。自然と記憶に残るようだ。
    よく見かけるのは「姓名判断」「家相」「手
    相」「気学」のようだが。

    #1846 返信
    敬老会での占い
    ゲスト

    お年寄り向きの本というより、日本的な占いの本
    と言うべきですね。
    敬老会の一員として、前の記載は撤回いたします。
    申し訳ございません。

    先代や二代目の高木乗の四柱推命の本も、ここの
    出版社での本が、コミセンの本箱には残っていま
    す。
    先代の本を若い人では読めない人がいて、驚いた
    ことがありました。

    平木場さんの本は、コミセンで知人と話題にしな
    がら読むには最適の本です。
    家相、手相、姓名判断は話が通じますが、気学は
    自分の本命星を知らない人も多くいます。生まれ
    年の十二支が分かる程度です。

    敬老会の仲間でも、易経を知っている人はまずい
    ません。
    人相は意外に知っている人がいます。四柱推命は
    知っている人がいて、何かで聞いた記憶があると
    言います。

    星占いは日本で流行し出した時期と、微妙にかみ
    合わない年令の人も多く、テレビの星占いを見て
    も、自分の星座を覚えていない人もいます。

    タロットカードも、見たことがない人もいて、ト
    ランプみたいなカードと話したこともありました。

    #1852 返信
    易占の本
    ゲスト

    はじめて易を学ぶ今の人たちは、どんな本を最初に求める
    のでしょう。

    松田定象「新撰・易学小筌」という本がありました。昭和
    32年~33年頃に買ったと思います。易占いの面白味を
    知った本でした。
    その1年~2年ほど後に買ったのが、中村文聡先生の「易
    学実義」で、現在ではどちらの本も、おみくじ的とされる
    かもしれません。
    加藤大岳先生の本を読みだしたのは、その後になります。

    「新撰・易学小筌」などは、新井白蛾や平澤隋貞から来る
    象意解などが易に親しむのに、随分と役立ったと思います。

    最近は易占の本が、妙に影の薄い存在になったように感じ
    ますが、どうなのでしょう。

    #1853 返信
    新刊案内にありました
    ゲスト

    「易、風水、暦、養生、処世、
       東アジアの宇宙観・コスモロジー」

     水野杏紀 著  講談社選書メチエ

    #1855 返信
    コミケの書籍
    ゲスト

    コミケでの書籍、鴨書店さんで購入可能になりま
    したね。

    「奇門遁甲房中術」 
      松岡秀達先生著

    「はじめてのかんたん紫微斗数」
      ミーシャ先生著 椎羅先生監修

    「占術夜話」 2014年、2015年の2年分 
      田中室長先生を含めた諸先生による共著 

    #1856 返信
    鴨書店さん
    ゲスト

    品切れが続いていた、沙門慶仁先生の

    「干支九星鑑定術」も、再版になっていました。

    #1857 返信
    1853番
    ゲスト

    水野杏紀先生は、大阪府立大学の人文学論集に
    「陽宅十書」の訳注などを発表されています。

    「鬼門」が、古代の六壬式盤に書かれているなど
    興味深い研究をなされている先生です。

    #1858 返信
    運勢暦
    ゲスト

    伝聞だが、昭和から平成に変わって間もない頃に、台湾式
    の暦を出版する企画があったそうだ。
    K社の講座とは別の所で、張先生に習ったこともある出版
    関係者で、今でいう択日的な暦を考え、台湾の暦作成者に
    も照会を取ったらしい。
    結局の所はボツになったが、数年後に鮑先生と大石先生が
    「風水暦」を刊行して、そのまとまりの良さに感心したそ
    うだ。

    某編集者が失敗したのは、択日に使う神殺、吉神、凶神を
    出来る限り多く詰め込もうとしたのが、ボツになった原因
    らしい。
    日本人は吉凶神が増えすぎると、煩雑に感じるらしく、あ
    れも良い、これも良いと、それか吉であっても、多く重な
    り過ぎると、反比例して一つ一つの価値を低く感じ、あり
    がた味が減るらしい。
    単純に「占星術では最高の日」で「奇門遁甲でも最高の日」
    的な、一つか二つの良さを好むらしい。

    #1873 返信
    大学での術数研究
    ゲスト

    大学関係者に聞くと、「国立大学の実学化」もジワジワと
    進んでいるようです。

    術数に関する研究などは、虚学の代表にされているようで
    すが、今の内に読めるものだけでも、読んでおいたほうが
    良さそうです。

    #1874 返信
    術数学研究者
    ゲスト

    図書館で手にした「中国社会における文化変容の諸相」
    という、韓敏という人が編纂した本だが、中国のグロー
    バル化として、中国の火葬装置のことなどが書かれて
    おり、風水に感心がある者には興味深かった。

    「大地は生きている~中国風水の思想と実践」や「大
    地の民に学ぶ~激動する故郷・中国」などを書いた人
    たが、最初に書名を書いた本は学術書として、去年出
    版されたばかりの本だった。

    大学の実学化が進めば、こんな本も少なくなるのだろ
    う。

    #1875 返信
    こんなのがありました
    ゲスト

    「占い師になってみました
       ~占い師と売れない師」

    錬八文 著  オンデマンド

    #1876 返信
    漢方と暦
    ゲスト

    台湾で生活経験のある人の話

    台湾の人、特にオジチャン、オバチャンと言われる年代
    の人は、生活常識として、漢方や暦の知識を持っている
    人が多いとのこと。

    病気をした場合、西医という西洋医学ではなく、中医と
    呼ぶ漢方医に、健康保険が使える範囲で、漢方薬をもら
    う人が多いとのこと。
    体質についても、漢方的な考えでの分類では、自分はど
    れに該当するのかを知っており、食べ物の温熱、寒涼な
    どを考えた食生活をするという。
    台湾で暮してみて、普段の生活まで漢方的な意見を言わ
    れ、最初は戸惑ったそうだ。

    また何かをする場合には、必ず暦を見るという。本当に
    重大なことは、占い師に行って確認をするが、日常的な
    ことは自分で調べるとのこと。
    暦も台湾では種類が驚くほど多く、また暦そのものも間
    違いが多く、暦によって同じ星神でも、記載内容が違う
    のは普通とのこと。
    だが暦についても、基本的な知識や一家言を持った人が
    多く、自分の考えにあったものを選ぶとのこと。
    風水などで中途半端な話をすると、延々と知識を披露さ
    れたそうだ。

    #1877 返信
    鬼谷子
    ゲスト

    万象算命学のサイトで、SMAPのことを動画で占っています
    なかなかおもしろいです

    #1878 返信
    鈴木
    ゲスト

    こんにちは、皆様、静岡から参加の鈴木です。
    1836番へ。
    まず第一に、民間の場合、「信仰心」と区別が必須です。
    風水師は、開祖はいても、教祖は存在しません。
    喩としてですが、「吉川線」のような例で言えば、吉川澄一という昭和の鑑識課長が現役時代に重要視し、それが有名になる(1885~1949)のと同じく、社会人類学はともかく、「怪異学」とは何か?
    先程の吉川線を例にすると、人名由来とわかる、然し、歴史や伝統や文化に忠実なのと、信仰心があるかないかは明確に違う。
    風水師は、経歴以上に教科書や系譜が問題視される。
    命名するだけでも、歴史に名前が残るのであれば、命名することが出来ない今は、今後も、良いように利用・悪用されるでしょう。
    もし、アンケート集計をするなら、風水問題で死んだ人の名前、風水師の名前、風水師の年齢等も記載することが必要でしょう。
    例えば、夫が兵隊だと戦死して嫌だから結婚しない、と結婚を断る奥様がいるか?
    風水師はある意味、軍隊や軍人のような職業だと考えると覚えやすい。
    そういう意味では、今後も島流し+座敷牢的な状態が続くのが日本となるかの今は分かれ道かもしれません。

    #1879 返信
    怪異学
    ゲスト

    「東アジア恠異学会」という学術団体がありますね。

    「恠」は、一般には「怪」の漢字ですね。

    研究発表誌も五冊あり、サイトもありますね。

    様ざまな考え方の人が、加わっているようですね。

    #1880 返信
    密医
    ゲスト

    台湾で生活経験のある人の話

    台湾には「密医」と呼ばれる漢方医がいる。
    医師の免許のない漢方医で、家伝、秘伝の漢方薬
    を売る。

    医師免許を持った漢方医、中医の薬がなかなか効
    かない時や、中医の指示する厳格な生活指導を守
    れないよう人が、薬を求めたりするという。

    全く効果がない場合もあれば、劇的に効く場合も
    あるため、無くならないらしい。

    今は医師の資格はなくても、古くからの漢方医の
    家柄の人もいれば、漢方の知識のある占い師だと
    か、実態は複雑怪奇なものらしい。

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