経営者や社長さんを占いで鑑定するコツ
小生は小さな企業を経営しているのですが、小さいといえども会社は会社、経営者にしかわからない悩みや、わかりにくい事柄というのはあるものです。
というわけで、自分が占って貰うときに感じた『ここをもっとはっきり』『こういう回答ではわからん』的な、経営者の本音を書かせていただきます。
自分と会社は運命共同体
オーナー社長にとって、自分と会社は運命共同体、もっといえば同一の人格と言っても過言ではありません。
なので『あなたの運勢は悪いです』というのも、『会社の業績は悪いです』というのも、同じ意味で聞こえます。
そこで『会社は低調だが倒産するほどの心配はなく、プライベートでは大きなトラブルはない』といったふうに、公私を完全に切り分けて説明してもらえると、本当にありがたいのです。
従業員に対する本音と建て前
従業員や労務全般について鑑定する場合ですが、経営者は往々にして『従業員は使用人であり単なるスタッフである』といったふうに、ある意味冷たい、割り切った振る舞いをします。
しかしながら実際は、家族や親しい友人、自分の子供のような感情で従業員と接しているケースのほうが多いと思います。
『そんなスタッフはクビにしましょう』という提案のは『そんな嫁とは離婚しましょう』という提案に近く、かなりの心理的なプレッシャーがあるものです。
また実務的にも法律的にも人員の整理はかなり大変なことで、軽々しく口に出すと、占い師としてというより、社会人としての軽重を問われます。
会社の財布と自分の財布
よく『社長なんだから会社の経費で買い物しまくりだろ!』的なことを言われますが、小規模な会社でも税理士を入れてきちんと税務をしていれば、そんなお金の使い方はできません。業務にまったく関係ないお金は出せないのです。
なので、金運の鑑定というのが複雑になってきます。
社長の金運と会社の金運がある意味リンクするのは正しいのですが、会社が儲かったからと言って、社長が使える小遣いが急激に増えることはありません。
四柱推命的な言い方をすれば、会社が好調で入ってくるお金は正財だけども社長への入金は一年先、個人の金運は臨時収入的な偏財、といった感覚です。
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