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鈴木ゲスト
奇門遁甲関係に関するスレッドです。
流派も無数にあり、置閏・無置閏、天地盤関係の文章の相違、活盤式、飛盤式、日干落宮、時干落宮等、多種多様な理論があります。
議論の進行にあっては、流派の相違点が多数あることを認識のうえ、お願いします。鈴木ゲスト日本国内の奇門遁甲の実情と、私自身が読んだ範囲の漢籍(中国本と台湾本の両方)の情報提供をします。
奇門遁甲の記事がありましたので、田中様の了解の上、箇条書きで開始します。
日本国内の奇門遁甲問題は、そもそも論として、以下の問題があり、解決の見通しが見えないのが実情です。
1、旺相の扱い方。
2、日本と中国・台湾では、「方位盤の受容」と「応用方法」が違う。
3、中国本と台湾本は其々が独自の発展形式があり、独自の発展が其々に存在する。
4、日本の奇門遁甲の使い方に近いのは、台湾本の方、中国本に近づくなら、頭を使う必要があり、応用方法の受容が必要。
5、中国本と台湾本は、其々、別の使い方をしてます。
1番から解説。
旺相自体は、天蓬九星、八神、八門にあるのは、確認できますが、この分類が、日本では、中々知られていません。
叶飄然老師の著書は、この旺相が複数に分かれており、分類が細かい。
日本では、黒門先生の活盤奇門遁甲精義くらいしかない。
それでも、叶氏より分類は少ない。
2番は、「受容方法」と「応用方法」が違う。
まず第一に、方位盤は、方位や移動しか見ないと思われるが、スポーツや天気、映画も予想が出来る。
これも使い方の問題で、日本国内以外の奇門遁甲は見ない結果、盤の受容と応用方法が思いつかず、使い方が進歩しない、使い方が凝り固まっている。
3番目は、中国と台湾は似て非なる発展形式がある。
日本に近い使い方は、台湾系、大陸系は、占卜、風水、スポーツ預測等は、大陸系統で独自の発展がある。
4番目が、2番目に近い内容になるが、日本に近い形で使うのが、台湾系の流派や、本、資料類。
使い方が似ているのが、台湾と日本で、日本が大陸系のように使うのは登場するまでには、まだ時間が借りそうな印象。
5番目は、大陸系統の奇門遁甲の使い方は、台湾とは、違う使い方で発展し、使い方の自由度が高い。
使い方が、市販本から分析する限り、大陸系統は、上記の予想のように、分析、予想内容が文字通り一人一派のありさまで、風水分析、占卜で易占いのような使い方をする(六爻卦的成敗分析)、スポーツの勝敗預測等、多種多様な使い方があり、使い方や応用方法が日本とは違い、様々なものを見ることが出来ます。
文章が長くなりましたが、私見的分析という事で、今後の発展に期待します。 -
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