田中(あらいちゅー), 馬主で大家で占い師
紫微斗数は当たる? 当たらない?
紫微斗数は当たらないと言われることがありますが…?
紫微斗数は「まったく当たらない」と言われることがあります。紫微斗数を使う占い師であれば、実際に鑑定をしていて、命盤と事象がまったく一致しないケースに出くわした経験があるでしょう。台湾のみならず日本でも「よく当たる」と大ブームになっている紫微斗数が、このように全く当たらないというのはどういうケースなのでしょうか。
当たらない理由「生年月日時が正しくない」
紫微斗数が当たらないもっとも大きな理由として、生年月日時が正しくないというものが挙げられます。自身やご両親が生まれた時間を勘違いしているケースが多いのですが、なかには「14時30分くらいの生まれだから15時にしておこう」とお医者さんや産婆さんが丸めてしまうケースもあるようです。
また、生まれた時間がわかっていたとしても「時差」を正しく反映させていないケースがあります。これは紫微斗数の命盤を自動計算する際によく出くわすトラブルです。以下のページに、自動計算で正しい命盤を求める方法をまとめておきましたので、ご覧ください。
当たらない理由「暦がずれている」
先述の時差の問題をクリアしたとしても、そもそも命盤の作成に利用する暦が違っているという可能性もあります。多くは「暦の閏の計算法が違う」というルールの問題ですが、中国の暦を使うのか、日本の暦を使うのかという流派間の大きな相違もあります。このあたりは複雑なので、以下のページに情報をまとめておきました。プロの占い師向けの記事ですが、興味がある方はどうぞ。
当たらない理由「そもそも紫微斗数に体質が合っていない」
そんなこと言われても、と思われそうですが、人間と占いの相性というものも存在します。これは方位術などではよく言われている概念で、気学は効かないけど奇門遁甲は聞く、風水は効かないけど方鑑は当たる、といったようなケースです。紫微斗数の話に直すと「四柱推命は当たるけど紫微斗数は当たらない」という人もいるということです。
こういったケースは意外と多いため、占い師は四柱推命・紫微斗数・西洋占星術・インド占星術など、複数の占いを習得していると役に立つことが多いでしょう。
簡単なところから紫微斗数を学ぼう!
紫微斗数《超》入門と題して、紫微斗数の主要な構成要素を紹介しています。紫微斗数の楽しさの一端に触れていただければ幸甚です。
また、紫微斗数の命盤を無料の自動計算で作成したいという方は、こちらからどうぞ。自動計算の設定の仕方にも、実はコツがあるのです。
そして、紫微斗数での婚期や出会いの時期ですが、オーソドックスな方法をご紹介します。